オデッセイ　Ai-ONE CRUISER　JAILBIRD VERSA90 DB ダブルベント　STROKE LAB 140 スチールシャフト　2025年モデル

新たな追加モデルの注目点は、ターゲットに平行なラインのVERSAアライメント

380gのヘッド、38インチのクラブ長さ、17インチ、83gのグリップというスペックで、安定感のあるパッティングを可能にする「Ai-ONE CRUISERパター」に追加モデルである「JAILBIRD VERSA90 DB」が登場です。
2023年のツアーにおける活躍から人気が高まりつづけているJAILBIRDタイプのヘッド形状となっており、注目すべきはやはり、VERSA90という名のアライメントです。
同じくAi-ONEパターにも追加されたスタイルで、従来のトウ・ヒール方向ではなく、飛球線方向に太めのホワイトとネイビーの帯が描かれています。
シャフトには、すべてスチールでつくられている重さ140gのSTROKE LAB 140シャフトが採用されており、フェース面には、オフセンターヒットとなっても芯で捉えたかのようなボールの転がりをもたらしてくれるAi-ONE・インサートを搭載。
AIが設計した裏側の複雑な形状を覗き見ることのできるポリカーボネート製のウィンドウも、ソールの前方に設置されています。

太いホワイトの帯を挟んで、ネイビーを使用

「Ai-ONE CRUISERパター」に新たなモデルの「JAILBIRD VERSA90 DB」が登場となりました。
名前のとおり、人気の高いJAILBIRDタイプのヘッド形状となっており、何より特徴的なのはアライメントです。
トウ・ヒール方向にホワイトとネイビーの帯を並べた従来のVERSAアライメントではなく、トウ側とヒール側にネイビーを使い、中央には太いホワイトの帯が描かれている、VERSA90という名のアライメントになっています。
これまでのものは、ターゲットに対してのスクエアな角度を確認しやすいものでしたが、VERSA90はターゲットへのライン上に正確にセットしたり、ストロークしたりしやすいものになっていると言えます。

38インチのパター長さなどにより、高い安定性を発揮

「Ai-ONE CRUISERパター」は、ヘッド重量が380g、パター長さが38インチ、グリップが17インチというスペックのシリーズです。
ここ数年のツアーでは、重めのヘッドに、長めのシャフトとグリップを組み合わせたパターを使用するプレーヤーが増えており、「Ai-ONE CRUISERパター」はその傾向に対応するべく製作されました。
このスタイルのモデルは、重量やパター全体の高慣性モーメントなどの効果で安定性が高く、オートマチックに一貫性のあるストロークを実現できる利点を持っています。

AI製インサートがボールスピードの低下を抑制

「Ai-ONE CRUISERパター」には、Ai-ONE・インサートが装着されています。
インパクトする側の樹脂製部分の裏面に、AIが設計した複雑な隆起を持つアルミ製のパーツが重ねられているものです。
通常、トウやヒールに打点が1cmずれるとボールスピードが約20％ダウン（10mのパットで2mショート）するといわれるなか、このアルミ部分の隆起の効果により、ボールスピードの減少が約5％（10mのパットで50cmショート）に抑えられます。
また、樹脂製のフェース面には溝が刻まれていますが、これはホワイト・ホットインサートの打感、打音に近づけるための処理で、実際のフィーリングもホワイト・ホットインサートと同等のレベルに仕上がっています。

ソール前方にフェースの裏側が見えるウィンドウを設置

Ai-ONEパターなどと同様に、「Ai-ONE CRUISERパター」でも、これまでのクラブやパターにはなかった、よりテクノロジーの違いを楽しむことのできる処理が導入されています。
ソールの前方部分に設置されている透明なポリカーボネート製のウィンドウがそれで、インサート裏側に形成されたAI設計の複雑な隆起を見ることができるようになっています。

STROKE LAB 140シャフトに約83gのグリップを装着

「Ai-ONE CRUISERパター」のシャフトには、すべてスチールでつくられているSTROKE LAB 140シャフトが採用されています。
重さは140gです。トルクを抑え、シャフトの無駄な動きを抑制するべく、バット側はやや太めに仕上げられています。
先述のように、17インチの長さとなっているグリップの重量は約83g。ソール前方には、約15gのウェイトがトウとヒールに1つずつ搭載されています。